歯磨き粉と、歯ぐきの出血のお話し
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6月20日は何の日でしょうか?!
皆様、6月20日は何の日かご存じでしょうか。
6月20日はペパーミントデーなんです。
ペパーミントというと何を想像しますか?
歯磨き粉を想像したのは私だけではないはずです。(笑)
ちょっと無理やり感がありますが、今回は歯磨き粉のお話をしていきます。
巷ではいろいろな歯磨き粉が売られていますが、皆さんはどんな歯磨き粉を使っていますか?
歯磨き粉には気持ちよくはみがきができるよう、ほとんどのものに香料が含まれていますが、多くの方はおそらく一番よくあるミント味の歯磨き粉を使われているのではないでしょうか。
歯磨き粉にミント味が多いのは、磨いた後にスッキリ爽快感を得られるという理由からであり、実際に磨いた後はとてもスッキリしますよね。
ですがここで注意が必要なのです。ミントは口に入れただけでスッキリするので、あまり磨けていなくても良く磨けた気分になり、歯みがきが不十分になりがちです。
くれぐれもミントのスッキリ感にだまされず、ちゃんと磨けてない、ということにならないようにしてくださいね。
歯ぐきの出血を放置していませんか?
「歯を磨いていたら血が出た・・・」そういう経験は誰にでもあると思います。さほど珍しいわけでもない歯ぐきの出血ですが、しょっちゅう出血する、出血の量が多い、というような場合には注意が必要です。
歯ぐきの出血のほとんどは歯周病のSOS信号だからです。
歯ぐきから出血する場合の多くは、歯周病が原因です。
歯周病は「静かなる病気」とも呼ばれるほど、自覚症状に乏しい病気として知られていますが、出血という症状はごく初期から出てくる分かりやすいサインです。
実際に、歯ぐきというのは、一日歯みがきをサボっただけでも炎症を起こし、出血することがあります。
歯周病の初期であれば、原因となっている歯の周囲のプラーク(歯垢)を丁寧に取り除けば、炎症は落ち着き、2~3日で出血も落ち着いてきます。
ですが、歯周病がより進行している場合には歯みがきだけでは不十分で、そのままにしておくと歯周病が進行してしまいます。
歯みがきをきちんとやっても歯ぐきの出血が続く場合、歯周囲の歯石の付着や、歯ぐきの溝(歯周ポケット)の内部にまでプラークや歯石の付着があることがほとんどですので、早めに歯科でクリーニングの治療を受けましょう。
歯ブラシで落とせないこのような汚れが付いていると炎症は治らないので、確実に歯周病は進行し、状況はさらに悪化してしまいます。
また、まれなケースでは、血液疾患などが原因で出血する場合というのもあるので、そういった意味でも歯ぐきの出血には注意が必要です。
歯ぐきの出血がある方は、なるべく早めに歯科医院を受診し、適切な診断、必要な治療をうけることをおすすめします。
歯ぐきの出血でお悩みの方は、是非にしい歯科クリニックへ
にしい歯科クリニックは、大阪市中央区の東高麗橋(天満橋駅と北浜駅のちょうど真ん中あたり)にあります。
平日は21時まで診療しています。
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