妊娠中の歯のトラブルについて
皆さんこんにちは。にしい歯科クリニック院長の西井遼太郎です。
新型コロナウイルスの第二波が猛威を振るっています。
当院では、新型コロナウイルスを含めた様々な感染症に対して、最善の予防策を講じております。
徹底した検温、厚生労働省の定める感染防御具の着用、交換、環境消毒および換気の徹底、スタッフの健康管理の徹底、患者さま同士の濃厚接触の可能性を防ぐための対策を講じております。
そのため、予約等も若干取りにくくなっております。ご不便な点もあるかと存じますが、感染防止のためにどうぞご協力よろしくお願いいたします。
目次
- ○ 妊娠中の歯のトラブルの原因
- ○ 妊娠中に歯科治療は可能なの?
- ○ 麻酔について
- ○ レントゲンについて
- ○ 投薬について
- ○ まとめ
妊娠中の歯のトラブルの原因
妊娠中はホルモンバランスの変化や食生活の変化、つわりの影響などによりお口のトラブルが起こりやすくなります。今回は妊娠中に歯のトラブルが起こった場合の対処についてご紹介していきたいと思います。
妊娠中に歯科治療は可能なの?
妊娠中はおなかの赤ちゃんへの影響を考えて歯科治療は控えるという方が多いかもしれません。ですが、妊娠中でも歯科治療は可能です。麻酔やレントゲン、薬などの影響が心配という方もいると思いますが、痛みの悪化や炎症の広がりが深刻なトラブルを起こす可能性を考えると、なるべく早めに適切な処置を受けることをおすすめします。
麻酔について
歯科では通常、局所麻酔を使うため、その影響は麻酔を打った周囲のみに限られます。そのため、母体や赤ちゃんへの影響はほぼないと言えます。
レントゲンについて
レントゲンは、防護エプロンをつけて必要最小限のみの撮影となりますので、とくに心配はいりません。
レントゲンの撮影にどうしても抵抗のあるかたもいらっしゃるので、その場合は視診によるチェック、検査も可能です。
投薬について
妊娠初期には特に、薬の使用は極力控えます。ですが、歯の痛みがひどい場合にはそのストレスが及ぼす影響の方が有害となる可能性がありますので、安全性の高い痛み止めを処方することがあります。痛み止めがある場合には、痛み止めを自己判断で飲んでしのぐのではなく、まず歯科を受診し、適切な治療を受けましょう。
まとめ
妊娠中でも、初期、後期を除けば多くの治療が可能です。歯に問題がある場合は、大きなトラブルに進展する前に、一度歯科を受診することをおすすめします。
にしい歯科クリニックは、大阪市中央区の東高麗橋(天満橋駅と北浜駅のちょうど真ん中あたり)にあります。
平日は21時まで診療しています。
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