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歯周病の治療ってどうして何度もかかるの?

「歯医者さんって、一度歯周病の治療に行くと何回も通うので大変。」

「一度で一気に歯石取りをしてほしい!」

こういったお声を良くお聞きします。

「どうして歯周病の治療は何度もかかるの?」 この疑問点について、今回はご紹介していきたいと思います。

目次

歯周病の治療は「歯垢、歯石の除去」がメイン

歯周病の治療は歯垢や歯石を除去することが主になっています。それは、「歯垢」のなかに含まれている歯周病菌が原因となり歯周病を引き起こしているのと、歯垢が唾液中のミネラルで硬くなった状態「歯石」も歯周病を悪化させる原因になっているからです。では、歯垢や歯石はなぜ一気に取れないのでしょうか?

歯ぐきの炎症を徐々に落ち着かせる必要がある

歯周病になって、歯ぐきが赤く腫れて敏感な状態の時に一気に取ろうとしても、歯ぐきが敏感なので痛みが強くなります。また無理に行うと、歯ぐきの炎症がひどくなって大きく腫れてしまうことがあります。それゆえ、最悪の状況を避けるために歯ぐきの状態を見ながら、段階的に歯垢や歯石を落としていく必要があります。

知覚過敏が起こることがあるため

歯の周囲をきれいにすると、歯ぐきが引き締まり、知覚過敏を起こすことがあります。一気に歯石取りを行うと、お口のあちこちでしみる症状が出る恐れがあるため、やはり慎重に行う必要があります。

歯垢や歯石がたまりにくくすることが一番重要

クリニックに通って歯垢や歯石を取ることも大切ですが、一番重要なのは、患者さんが日常生活で正しいお口のケアを行うことです。歯ブラシの回数、当て方、デンタルフロスを使用することで、良い状態を保つことができます。まずは正しいお口のケアの方法をお伝えさせてもらって、それが継続してできているかチェックさせてもらいます。

まとめ

歯周病の治療回数は、軽症の場合、歯垢や歯石が少ない場合には少ない回数で終わらせられますので、定期的なクリーニングをお勧めします。

にしい歯科クリニックは、大阪市中央区の東高麗橋(天満橋駅と北浜駅のちょうど真ん中あたり)にあります。
平日は21時まで診療しています。
お口の中のどの様なお悩みもお気軽に相談してくださいね。

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